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交通社会のリーダーとして 県安全運転管理者部会連絡協議会
兵庫県安全運転管理者部会連絡協議会(片岡徹夫会長)は3月13 日、パレス神戸で第44 回総会を開き、平成23年度事業報告、事業計画を承認した。

 片岡会長は「県下の昨年の交通事故死者数は19 万人で前年増6人、2年連続増となった。死者の内、高齢者が94 人で実に47.5%を占めることです。当協議会関係の事業所での死者数は8人、事故件数1千124件で関係事業所99 社に月1回の割合で発生していることになる。春秋の交通安全運動やチャレンジ100など事故防止に努めているが、今後も安全で安心な交通社会の実現に向け総力を上げて取り組んでまいりたい」と挨拶した。

 来賓祝辞で森本幾典・兵庫県警交通部長は「安全運転管理者事業所関係の交通事故死者が8人でこれは出退時であった。今後の課題と思う。また県下の原付事故が132件増加、死者も6人と昨年より4人増加した。飲酒事故死も17 件19 人の6件6人のプラス。規範意識の低下かと思われ引き続き交通社会のリーダー役としてお力添えをお願いします」と述べた。

 なお当日は総会に先立って表彰式が行われ、株式会社橋本商会(尼崎)から74 優良事業所と西村修二氏(剣菱酒造株式会社)ら87 人の優良安全運転管理者に兵庫県警本部長、同協議会連名の表彰式を、また飾磨部会(岸本将部会長)ら27 の成績優良部会も会長表彰があった。