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自動車産業 集積地 −広東省 (1/2)
 香港国際空港内のフェリー乗り場から、広東省東莞の虎門港に向かった。喧騒を離れ、2階のゆったりした座席でサービスコーヒーを飲みながら、これから遡る珠江を望める。この一帯には、コンテナ取扱量 世界第3位の香港、4位の深圳港、7 位の広州港があり、東京・横浜・名古屋・神戸の4 港合計の4.7 倍もの取扱量を誇る。

浅い水深が招くリスク −艀船による“ 濡れ損”が多発−

 出発して間もなく、右側には、蛇口・赤湾・大鏟湾など、深圳のコンテナターミナル群が姿を現す。
 最新式のコンテナ専用クレーンが並び、大型船からスピーディーにコンテナが積み降ろされている。もうしばらく進むと、左側に、広州港の一角を成す南沙港が見えてくる。ここから先は水深が浅く、大型船の往来ができないため、広州港域向けの貨物は、数十〜二百コンテナ程度積載できる艀船(バージ船)に積み替えられ、上流まで運ばれる。
 艀船は水面から船側欄干までが浅いため、他船の引き波が船倉内に入り、貨物の濡れ損が時折 発生している。物流会社には、自社の貨物入りコンテナを最下段に積ませないよう要請することが必要だ。