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目標達成に強固な意志を /上組 入社式
 上組は4月2日、入社式を開き、165人が社会人としての第一歩を踏み出した。今年度は総合職45人、一般職120人を採用。神戸市の本社で行われた関西地区入社式には、80人が出席した。
 深井義博社長が「昨今のわが国を取り巻く世界情勢は、景気の不透明感が色濃く、国際物流への悪影響も懸念される。国内では人口減少と少子高齢化の加速による需要低迷、慢性的円高など、日本企業は出口の見えない厳しい状況にさいなまれている。そのような中、我々が目指すべきは国際総合物流企業として、『日本の上組』から『世界の上組』へと進化を遂げ、成長し続けること。今後、加速すると予想されるグローバル化の奔流こそが、新たな活躍の場をつくっていく機会ととらえなければならない」と訓示。
 その上で、アジアにおける戦略的営業展開の推進を目的にアジア統括支社を設置したことや永年勤続社員表彰制度を創設したことに触れ、「『若い』という力は、『無限の可能性』という輝きを秘めた原石。上組にはその原石を研磨し、輝かせるための環境が整っている。常に高い目標を掲げ、その達成に向かって一つに進む強固な意志、へこたれない根性、何が何でもやり遂げる信念で仕事に取り組んでいただきたい。企業人として仕事とともに成長し、輝かしい上組の未来を切り開いてほしい」と激励した。
 新入社員を代表して中島勢滋さんが「何事にも挑戦者としての気概を持って取り組み、不退転の覚悟で日々精進することを誓う」と決意を述べた。