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関空専用タクシーで定額運賃を実施―近畿運輸局
 近畿運輸局は4月26日、関西国際空港を発地とする専用タクシーで、定額運賃を実施すると発表した。

 区間は関空を出発し、大阪市北区および中央区までの乗車が対象。料金は、関空〜北区間が定額1万4000円、深夜早朝割増1万6500円、身体障害者割引1万2500円、身体障害者割引適用時の深夜早朝割増1万4500円。関空〜中央区間は定額1万3500円、深夜早朝割増1万6000円、身体障害者割引1万2000円、身体障害者割引適用時の深夜早朝割増1万4000円で、いずれも関空連絡橋と阪神高速道路の通行料金が別途必要となる。

 近運局によると、関空から大阪市内行きの需要のうち、北区、中央区が約6割を占めるという。料金体系を明確にすることで、利用者に安心して利用してもらうとともに、タクシーの利用促進にもつなげる。

 なお、今夏には、3月にスタートした「標準仕様ユニバーサルデザイン(UD)タクシー認定制度」で第1号認定を受けた日産自動車「NV200バネット」が関空専用タクシーとして導入される計画だという。