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パリの交通事情 (1/3)
日本人のパリに対するイメージは「花の都、パリ」という言葉が象徴するように、16世紀の建造物が並び、着飾ったパリジェンヌが歩く 華やかな街。実際にパリに行くと気付くのは、そのイメージと反する事実。交通渋滞、縦列駐車、交通マナーの悪さ、治安の悪さが目につき、「不法駐車天国」と呼ばれるほどだ。
確かに中世の街並みがそのまま残り、世界遺産や文化財が立ち並ぶ美しさと壮大さには溜め息が絶えないが、目に余るほどの交通事情の悪さに、その感動も打ち消されてしまう。東京都心部の交通が気持ち良いほど理路整然としていることに気付かされる。