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タクシー事業者向けデジタル無線導入 ケンウッド
 JVCケンウッドは6月20日、ケンウッドブランドの業務用「4値FSK変調方式」デジタル無線機をタクシー事業者向けに2012年秋から市場導入すると発表した。
 2007年のから同無線機のベースとなる業務用デジタル無線機「NEXEDGE」を世界市場で展開。デジタル無線機に特有の「ノイズの少ない通信」「音声の秘匿化」を実現し、大規模ホテル、複合エンターテイメント施設、工場、公共工事といった様々な現場で活用されている。
 「4値FSK変調方式」を採用し、これまで培ってきた独自の技術と高度なノウハウを投入。リーズナブル、高音質、コンパクトサイズをコンセプトに、「タクシー業界のデジタル化の推進と事業発展に貢献する」としている。
 そのほか、オプションとして、オペレータから指定された配車先住所、名称を再度聞くことができる「音声録音再生機能」、タクシーメーターおよび状態入力パネル接続などの付加機能にも対応した「GPS配車管理システム」、登録した相手局を個別に呼び出せる「セレコール機能」、緊急時に役立つ「エマージェンシー機能」も追加可能だ。