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秋田でEVバス、7月21日から試験走行
 秋田県と県内に拠点を置く自動車・電子部品メーカー、バス会社などでつくる企業連合「あきたEVバス実証コンソーシアム」は7月21日から、「EV(電気自動車)バス」の試験走行を秋田市でスタートさせる。
 使用する車両は、いすゞ自動車製のディーゼル中型バス(55人乗り)を改造した。1回の充電で約35キロ走行可能で、屋根には補助電源として太陽光パネルを設置。改造に必要な部品、設備は県内で生産されたものを使用している。
 試験走行では改善や改造が必要な点を抽出。来年の夏頃をメドに、秋田市中心部で実際に乗客を乗せた運行も行い、営業路線で使用する場合の問題点などを調べる。