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EVから住宅への電力供給で安全基準 経産省原子力安全・保安院
 経済産業省原子力安全・保安院は6月29日、電気自動車(EV)から住宅への電力供給に関する新たな安全基準を発表した。具体的な基準を設けることで、住民の安全確保、EVの普及、ピーク電力供給対策の促進につなげる。
 直流450Vを使用するリスクへの対応として、「絶縁変圧器を施設し、地絡(漏電)電流の経路をつくらない」「漏電が発生した場合、電路を遮断する装置を施設する」「断線または電線接続部が外れた場合、電力供給を停止する装置を施設する」ことを規定。
 引きずられたり、踏まれたりすることを考慮した性能の電線を使用することや、専用の接続機を用いて充電部分を露出しないよう求めている。