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兵庫トラック協会、法人移行について、11月末に臨時総会を開く (2/2)
支部長を兼務する総務委員会委員に納得のいく議論と説明が行われていなかったことで、混乱を呼んだようだ。今後は一般か公益かを最終決定する11月末に開く臨時総会に備え、総務委員会、理事会、常任理事会を開き、検討と承認を重ねていくことになる。

 公益移行でまとまった支部は「公益へ移行すると社会的信頼性が増し、また税制優遇の面でも利点が多い」「青年部からの意見を汲むと将来魅力ある業界に育てるためには、社会に対して必要である組織である必要があり、また、燃料高騰や諸問題を訴えるためにも公益の方が良いのではないか。移行するには変化を伴うのであるから、戸惑うのは当たり前。細かい枝葉は放っておいて、後継者や業界の将来像を描く必要があるのではないか」
また、一般への移行で決まった支部では、将来的には公益へ移行するが、様子を見るためにまずは一般へ移行した方が良いのではないかといった慎重論が出た。

 さらに「もっともっと説明してもらわないと、判断のしようがない」「分かっていない会員の方が多いのではないか。どうなるか見当がつかないので空想論を述べる会員もいる」といった戸惑いの声も上がった。