自動車ニュース
ミャンマーに駐在員事務所を開設  鴻池運輸

 鴻池運輸は7月17日、メコン・ベンガル地域におけるサービスのさらなる拡充を図るため、ミャンマー・ヤンゴンに駐在員事務所を開設したと発表した。
 ミャンマーは2010年11月の総選挙後、民主化への動きが加速。多くの外資参入が見込まれ、海外企業の進出ラッシュが期待されている。それに伴い、工場やプラントの移設、インフラ設備での物流案件、アパレル関連に関わる物流需要の伸びるが予想されることから、駐在事務所を設立し、ミャンマー市場の調査や新たな物流サービスの開発を行い、新規顧客の案件獲得を目指す。
 新たな物流サービスとして、ヤンゴンと日本を最短14日間でつなぐ「ミャンマー・エクスプレス」を開始する。「エクスプレスシリーズ」の第3弾。従来のミャンマーから日本への混載便は、シンガポールまで輸送後、一旦貨物を陸揚げし、日本向けに積み替えていたため、通常約1か月程度かかっていた。新サービスでは、シンガポールでコンテナを開封せずに積み替えるようにすることで、最短14日まで短縮させる。
 今後は、2013年にカンボジア・ラオスに連絡事務所を開設。14年にミャンマー駐在員事務所の海外法人化を目指す。