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災害時の連携方策を探る 9月11日にシンポジウム  JILS

 日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は9月11日、シンポジウム「災害時のサプライチェーン構築に向けて」を開催する。サブタイトルは「国・自治体・企業(製販物)の連携による、調達・供給の一貫したシステム構築」で、大規模災害時に関係各主体が想定すべき課題と役割、連携方策について情報交換する。
 時間は14時から16時までで、会場が東京都江東区のTFTビル(東京ファッションタウンビル)。参加対象は自治体の災害対応および危機管理関連部門担当者、緊急支援物資の物流にかかわることが想定される物流事業者とその関係者、災害時のBCP計画の策定や推進を進める製造業、流通業、サービス業の関係者ら。
 当日は、流通経済大学流通情報学部の矢野裕児教授が「大規模災害に迅速・円滑に対応するロジスティクスのあり方〜国・自治体・企業の連携を目指して〜」をテーマに基調講演。
 矢野氏をコーディネーターに、経済産業省商務流通グループの佐合達矢・流通政策課長、国土交通省の金井昭彦・大臣官房参事官(物流産業)、静岡県危機管理部の岩田孝仁・危機報道監、ハウス物流サービスの早川哲志社長、ファミリーマート物流・品質管理本部の益子正吉・本部長代行上席執行役員、日本通運の富田博行・業務部専任部長によるパネルディスカッションも行われる。