自動車ニュース
台湾に新倉庫開設   近鉄エクスプレス
 近鉄エクスプレスは8月6日、台湾の現地法人KWE台湾が2014年1月に遠雄航空自由貿易港区に新倉庫を開設すると発表した。
 桃園国際空港に隣接する台湾で唯一の空港自由貿易港区に建設。台北港から30キロメートルに位置し、国際物流事業者としては台湾最大規模の倉庫面積となる予定。
 台湾では、エレクトロニクス関連品(スマートフォン・パソコン関連品、半導体、電子部品等)、精密機器、医薬品などの分野で、アジアのハブ機能として保税VMIなどのロジスティクス需要が高い。
 新倉庫建設に伴い、既存の2つの倉庫(延べ床面積合計1万6200平方メートル)を集約。延べ床面積は約2・5倍の3万9110平方メートルに拡大する。
 また、施設の半分に空調機能を備え、うち3300平方メートルに冷凍冷蔵庫も装備。電子部品・電材、医薬品、ケミカル品などを保税のまま指定温度で一時保管および在庫管理し、指定配達先への納入が可能となる。