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【分析】カーシェアリングに急激な動き (2/2)
また、全国約11,000か所の駐車場を運営するパーク24グループのカーシェアリング「タイムズプラス」を運営するタイムズ24はウエスティンホテル東京と提携した。さらに同社は7月20日にBMWと共同記者発表を行い、タイムズプラスのステーションにビー・エム・ダブリューの電気自動車Active Eを4台設置し、Active i3を2014年中に投入するまでの実証実験を共同で行うと発表した。

欧米では大手自動車メーカーがカーシェアリングに力を入れている。10年遅れて日本でも盛り上がりを見せている。

カーシェアリングが注目されるのはなぜか? 自動車を製造し、販売をすることで自動車メーカーは利益を上げているわけだが、カーシェアリングが広がれば自動車購入離れにつながるのではないか、などと疑問が絶えない。

自動車メーカーとカーシェアリング運営会社はカーシェアリングをどのように捉えているのか、どのような可能性があるのか、タイムズ24の動きとビー・エム・ダブリューとタイムズ24の対談、メルセデス・ベンツが開いた「メルセデスベンツ・アドバンスド・モビリティ・デー」などを通して分析したい。

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