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カーシェアとホテル、タイムズ24とウエスティン東京が提携
 カーシェアリングとホテルの新しい関係が始まっている。ウェスティンホテル東京(総支配人ディートマー・キールンホファー)と、タイムズ24株式会社(社長:西川光一)は、ウェスティンホテル東京においてカーシェアリングサービス「タイムズプラス」を7月20日より開始した。

 ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)の来客用駐車場に最新車種ミニ・ワン・クロスオーバーや人気のプリウスを含む、カーシェアリング車両3台を設置。更にタイムズプラス会員向けに、宿泊・レストラン利用における特別優待サービスを実施する。

 タイムズプラスのホームページ「お出かけ企画」からウェスティンホテル東京の予約ができる。また、タイムズプラス会員カードの提示でホテル内の5か所のレストランにおいて、食事が20%割引となる。

 ウエスティンホテル東京のタイムズプラスの利用は、宿泊客に限定せず、近隣住民や社用利用にも開く。

 現在、タイムズプラス会員が優待を受けられるのは全国の東急ホテルズ、ワシントンホテルチェーン・ホテルグレイスリー。その他個々のホテルでは9ホテルが提携している。

 宿泊中の移動手段としてのカーシェアとして、ホテル利用客の移動の自由度が増すだけではない。「車が借りれるホテルを選ぶ」といったホテル選びや「カーシェア会員対象の宿泊プラン」などの顧客の創出が可能となる。これはホテル以外にも当てはまることが出来、いろいろなコラボレーションが生まれそうだ。