自動車ニュース
国土交通省、超小型モビリティガイドラインと認定制度の解説 (3/3)
超小型車の認定制度
 超小型モビリティの認定制度については、軽自動車の安全基準をベースに、地方公共団体等の関係者が導入やモニター調査をより柔軟に行えるための認定制度です。道路運送車両法の緩和制度を利用し、車両の大きさ・性能・出力・安全性・利活用場面に応じて安全基準を緩和して、公道走行を従来より簡単な手続きで行えるようにする意向です。

クルマ、まち、ライフスタイル
 今後は持続可能な社会に向けてクルマ、まち、ライフスタイルが調和的に進化してゆくことが重要で、
1.車の電動化や小型化に伴い走行可能空間の拡大により建物と道路の関係が変化
2.超小型モビリティと公共交通、楽しく歩ける歩行者環境との組み合わせ、交通結節点のシームレス化等などにより、移動制約者など誰もが積極的に社会参加できる環境に変化
3.関連技術の進展に伴い、安全・安心で快適な移動が可能
4.スマートグリッドへの接続により、車の果たす役割が変化する等の変化が考えられる。