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神戸市らタクシーのマナーアップを啓発 (2/3)
 JR新神戸駅と三ノ宮駅のタクシー乗り場などでJRディスティネーションキャンペーン兵庫のガイドブックなど約250部を配布した。また、神戸市はさきごろ、市庁舎1号館で第10回タクシーマナー向上推進会議を開いた。会議でメンバーのひょうごツーリズム協会関係者から「優良タクシー運転者乗り場」の設置要望があり、これに対しの法人タクシー側から「優良運転者」の定義や人員確保さらに乗り場スペース等設置には問題も多いとした。

 しかし、「時期的な問題もあり今後の検討課題としたい」となった。大森伸一・神戸市国際文化観光局長・観光監は「ディスティネーションキャンペーンをタクシーマナーの向上を印象づけるチャンスととらえ、頑張りたい。業界の経営環境は厳しいが、取り組みを継続することで気運を高めたい」とあいさつ。神戸市のマナーモニター調査結果は、挨拶、乗り心地等全体の印象は15点満点で平均8.8点と前回(9.4点)より0.6ポイント低下。新神戸駅は前回9.5点、今回8.2点で1.3ポイント低下して最も悪くなった。今後の外国人観光客へのおもてなし向上運動では、マップを作成して観光施設等に配布。スタンプラリーの実施で協力事業所の募集や小さなおもてなし運動「傘を貸します」等の実施、研修会、講習会開催を予定している。