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淡河PA・三木SAで太陽光発電実験 NEXCO西日本
 NEXCO西日本は8月29日、遮音壁を活用した太陽光発電技術適用実験について、9月8日から発電量の計測を開始すると発表した。
 太陽光発電で課題となっている架台構築にかかるコストを低減し、経済的に設備を設置できるかを検討することが目的。実験では、(1)遮音壁直壁での太陽光発電設備の発電能力(2)設備仕様決定に必要な事項(安全性、配線手法、メンテナンス性、景観性、施工性、耐久性)(3)材料コスト――をそれぞれ確認し、遮音壁支柱や遮音版の活用により、設置費用の削減を目指す。
 山陽自動車道下り線の淡河パーキングエリア(PA、神戸市北区)と上り線の三木サービスエリア(SA、兵庫県三木市)の遮音壁に太陽光パネルを取り付ける。期間は1年間で、各休憩施設内に設置する発電量表示モニタで発電量を公表する。