自動車ニュース
橋本専務を講師に自動車知識の研修会 姫路市技能職団体連合会 (2/2)
 橋本専務は「異業種の方にお話する機会は有難い。当会会員は、故障を直すことはもちろん、故障しないようにするのが仕事で、それをきちっと相手に伝わる話法が必要になっている」。兵整振、保有台数、軽自動車比率など紹介後「10年前、10年以上経過車は15%だが今は34%。故障経験が新車1?2年だと5・7%が11年以上だと45・7%にもなる」「それでメーカーも点検整備を呼びかけており、黄色い認証看板を掲げる会員工場にはそういう情報が入るが、ユーザーは車は壊れないと思っている」、「車検とはどういうものか、検査証の裏を読んでほしい」と呼びかけた。

 空気圧管理の大切さや「ETCやオーディオなど後付け機器が増えたため、夏場に向けバッテリーは大きめのものを」と助言。デフ、トランスファー、ボールジョイント、インパクトレンチなどの言葉は通じなかったが「財布にも環境にも優しいエコドライブ」に関心が高かった。

 小林理事は「業界は救急救命やこども110番など社会貢献もしている。9月27日はマイカー点検教室を開きます」。