自動車ニュース
松本浩氏(新興自動車)の黄綬をお祝い (2/2)
 発起人代表の高山貴生支部相談役は「支部総会で、支部費用は使わないので、ぜひ支部で祝賀の席を設けたいとのお願いが実現し、本当に嬉しい。松本さんは高校3年の時、この先、社会に出て何をなすべきか、何か一つでも夢を叶えたいと、何回も高御位山に登り、頂上の石に座り込み、何時間も考え、遠くを走る車を見て、これから自動車が普及する、車社会に飛び込んでみようと決心されたという。何度も挫折しかけたと思うが、努力と継続と実行と感謝を心に刻み、問題から逃げず、分からない時は周囲の声によく耳を傾けられ、兵整振にも支部にも全力で取り組まれてきた」と。

 橋本武司兵整振専務は「早くから顧客管理に着目されてきた。高度化事業にも尽力され、兵庫県協業・協同化協議会を設立され、全国の副会長を務めるなど、全国的に活躍されている」。

 また、三宅祝次元兵整商理事長は「松本さんは、ユニークで、先見性を持ち、新鮮で、皆を引き付ける卓越した人望を持ち、明日に生き、明日を見つめる男だ。ビジョンを立て、それに向かって前進する、業界では稀な人。それは今も衰えてはいないし、これからも持ち続けるだろう。私は彼を尊敬し、そして見つめている。松本さんはもっともっと高く評価されてよい人だ。自動車業界人は実によく働く。働くがビジョンがない、目標がない。皆さんも松本さんのようにビジョンを描き、それに向かってほしい」。

 松本氏は「ただただ皆さんに感謝するだけです。実感がわかなかったが、皆さんのお顔を見て、今日が一番うれしい。この褒章の半分は皆さん、半分は家内に戴いたもの」。

 藤原大支部長(国憲)と柴村博輝(晃岳)の両師範による詩吟「祝賀の詩」が披露され、播州奈幸子太鼓、津軽三味線などでお祝いが続いた。