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インタビュー 業界用語に注意必要 森本憲二 兵整振丹有支部長 (2/2)
 また「説明こそが用品店などとの違いをアピールすることになる。しかし、業界に通常使われている、例えば『ブーツ』などは絶対に伝わらないので、この部品はどこにあって、こういう役割を果たしているとまで説明すべきだろう。その際、カタカナの用語は伝わらないモノが多いので、頭を痛めています」。

 三田ダイハツ販売(株)(森本延吉社長)の常務取締役で、先代・康次氏の娘婿。それまで「異業種で経理の仕事をしていた。整備を覚える際、手が荒れるなんて経験がなかったので自分には大変でした」。
 
 同社内のカタログ類などがびっくりするほど整理整頓され提示されていること、素人であるお客様視点を維持できることは、そうした経歴からだろう。

 「失敗すれば、失敗を発表するだけに終わらせず、なぜ失敗したかも分析して話し合えれば、お互いが成長するので、そうした機会を持ちたい」「死ぬまで勉強です」。「支部は2年交代ですので、今までしてきたことを、きちんとこなしたい」。

 趣味は「映画鑑賞」。