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蘇州物流センターを開設 センコー 
 センコーは10月18日、中国・江蘇省の新拠点として蘇州市蘇州工業園区ないに「蘇州物流センター」を開設し、営業を開始したと発表した。
 延床面積35600平方メートル、同社が中国で運営する物流センターとしては最大。中国では沿岸部を中心に経済発展が続き、特に日系企業をはじめとする企業進出が盛んな江蘇省地区の物流拠点の整備を図るため、商品保管から中国国内配送、三国間輸送まで、一貫対応できる施設として新設した。
 新センターは、GLプロパティーズが開発・管理している「GLP蘇州港田」の倉庫棟の一部を賃借。保管面積2万3668平方メートル、事務所面積2332平方メートル。大型車が同時に18台接車できるトラックバースを備え、幅280メートル、奥行き33メートルの大型庇により、全天候荷役が可能。今年、蘇州市に新工場を開設した日系企業向けに、商品保管から入出庫などの倉庫内業務を手がける。
 センコーでは今後、新センターのある蘇州を起点に、商品保管や流通加工、中国国内配送まで対応できる事業基盤強化を進めていく方針。
 なお、新センターの設置に伴い、8月15日付で上海扇拡国際貨運有限公司・蘇州分公司を設立した。