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両党議連会長が新法成立を誓う  全タク連

 奈良市で開かれた全タク連事業者大会の懇親会場には、民主党タクシー政策議員連盟会長の細川律夫衆議院議員、同議連吉田修衆議院議員、自民党タクシー・ハイヤー推進議連会長の金子一義衆議院議員ら多数の国会議員が出席した。
 開催地を代表して歓迎あいさつに立った池田誠也副会長(奈良県タクシー協会長)は「民主、自民の先生方に良い土産話が聞けそうだ」と一言述べて降壇、辻に坂本克己・全タク連特別委本部長も「今後は国会の先生方の出番。超大物がおいでいただいた。近いうちにではなく、早くお願いしたい」と事業法の与野党合意による早期成立を求めた。
 600人あまりが集う会場の熱気に囲まれて、細川会長は「民主、自民両党案が出て、水面下で調整しているが、まとまっていない。しかし、次期国会に議員立法で成立させたい」と意気込んだ。一方、金子会長も「私が大臣の時に制定の特措法は需給調整がうまくいかない。今回は独禁法も除外に。自公民の3党合意を必ずやります」と述べ、ともに新法成立に決意を表明した。
 この後、大黒伊勢夫・近畿運輸局長の乾杯の発声で開宴となった