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特集 業務用ドライブレコーダー比較1 全ト協助成対象など
デンソー i-safe GEORGE Pro2 ※全ト協助成対象
 i-safe GEORGE Pro2の特徴的な機能は、GPS セーフティアナウンスです。GPS 情報を使用して事故多発地点のアナウンスを行い、安全運転を促します。加えて、独自のアルゴリズムを使用して運転評価を行い、音声にてアナウンスします。
 他にも、最大12 時間の録画が可能な常時録画機能と、重要映像をポイント記録するG センサー機能により、撮り逃しを防ぎます。
 また、ドライバーごとの運転の特性を画像データによって認識し、安全運転教育の促進に活用できます。エコアラーム機能も搭載しているため、不必要な操作を削減し、燃費の向上に繋がります。
 さらに、万が一事故が起こった際には、ナビ等によってその場で映像確認ができるので、事故処理をより迅速に行えます。
 また、グーグルマップとの連動により、ドライブルートを地図上で確認することもできます。パソコン以外にテレビなどでも記録した映像を確認する事が出来ます。複数の営業所で活用する際、映像をavi ファイルに変換し、イントラネットにて共有することができます。
 価格は35,000 円(税別)でランニングコストはかかりません。

メルモ i-Reco ※全ト協助成対象
 特徴として、4 カメラまで対応可であり、さらにカメラと本体が分離式なので、視界を妨げることなくご希望の箇所へカメラの設置が可能です。また、完全防水仕様ですので、バイクや車外へのカメラ設置も可能です。連続録画方式でありながら、G センサーが反応した時間帯(ヒヤリハット時点)ごとにイベントデータを作成する機能もあるので、管理者はヒヤリハット箇所を抜粋してピンポイントで運行状況の確認ができます。さらに、G センサーの反応するG を任意で設定可能で、加えてG センサーの反応する速度変化も任意で設定可能です。
 価格は45,000 円で、ランニングコストはASPサービスを受ける場合のみ25,000 円/ 月となります。
< 担当者のコメント>
 業務用最安値を目指し、本体、カメラ4 台設置でも10万以下です。

トランストロン DTS-C1D ※全ト協助成対象
 DTS-C1D の特徴は、デジタコにドラレコを搭載していることです。安全運転、経済運転、輸送品質の向上に加え、ネットワーク経由で画像確認、撮影指示が可能であり、事務所から画像をリアルタイムで確認できます。撮影指示の項目としては、車速、エンジン回転数、急な速度変化、危険エリアでの常時撮影などが設定できます。
 また、デジタコとドラレコの一体化により、室内の省スペース化に繋がり、運行支援ソフトによるドラレコデータ管理により、効率的かつ効果的な運用が可能です。
 高性能カメラを最大4 台まで接続可能で、その中から最適なカメラを自動選択し、死角のない映像が撮影できます。イベント動画のみではありますが、音声も取得することができます。さらに、クラウドサービスにより、お客様負担を大幅に軽減できます(バックアップ不要、年間2 回のバージョンアップ、安心サポート)。
 価格は279,000 円で、ランニングコストとしてのITP-WebService C1D が毎月1台当たり2,660 円かかります。

富士通テン OBVIOUSレコーダー ※全ト協助成対象
 OBVIOUS レコーダーの特徴は、まず「ネットワーク対応による複数拠点のドライブレコーダー取得データの一元管理・共有化」です。各拠点のデータを、ネットワーク回線で本社サーバーに自動集約し、各営業所での万一の事故も、本社ですぐに確認できます。
 また、各拠点で取得した画像を「共有ノート」に登録することで、全社で閲覧が可能です。各拠点の危険な運転事例などを集めて安全運転教育などにも活用ができます。次に「組織別分析」です。運行データによる運転傾向の分析、点数化を個人だけでなく組織単位で行えます。
 最後に、同製品の特徴として「ピックアップ機能」が挙げられます。ドライバーの運転指導などに必要な画像データを、膨大なデータから簡単操作で抽出できます。業務に多忙な管理者様でもワンクリックで見たい画像を絞り込めます。
 ランニングコストはネットワークを構築する場合、通信回線料等が掛かる場合があります。

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