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特集 業務用ドライブレコーダー比較2 全ト協助成対象など
シナノケンシ PLEXCAM TM ※全ト協助成対象
 PLECXAMTM の最大の特徴は、運輸安全一括法の運輸安全マネジメント制度(運用ガイドライン)に完全準拠していることです。専用アプリケーションによって、ヒヤリ・ハット情報を自動的に傾向分析し、事故予兆の見える化が実現できます。
 また、事故やヒヤリ・ハットの件数の目標、実績値をグラフ集計し、改善ポイントまで自動提示できます。これにより、経営者から運行管理者、ドライバーまで安全マネジメントレベルを維持・向上できるPDCA サイクルを回すことができるようになります。加えて、作業内容・地点名、稼働時間、走行距離、走行速度、回転数などの運行実績データを収集でき、アプリケーションにより運転手、車両ごとに運転日報をはじめとした帳票作成も可能です。

< 担当者からのコメント>
 安全管理のほか、運行管理、セキュリティ監視まで、オールインワンで実現できます。車載機器、アプリケーションともに、オプションを多数ご用意しておりますので、最小構成からのミニマムスタートと、アドオンによるフィールドアップグレードが可能です。

オプテックス セーフメーター
 事業用自動車を対象にした、ドライブレコダーを紹介してきましたが、白ナンバーの営業用車向けに開発された、安全運転のコツを身につけることができる商品があります。大手センサーメーカーのオプテックスが販売する「セーフメータ―」です。ドライブレコダーを使用して映像データを管理し、安全講習を行うような時間が取れない一般企業から支持を集めています。
 セーフメーターは「安全を意識した運転と言えるスムーズな発進・停止が何回連続出来たか」「事故の予兆といえるヒヤリが何時間に1 回発生するか」の2 つに着目し数値を表示します。こうして安全運転への取り組み度合いを「点数化」することで運転者の自発的な安全運転が続き、運転者の心理的抵抗を少なくする仕組みです。
 製薬会社や医療機器会社などを中心に導入されており、約50% もの事故減少率を実現しています。その結果、中には事故率を24% から8% まで削減し、自動車保険のフリート保険料を約17% 削減した会社もあります。

日本ユニシス 無事故プログラムDR®
 無事故プログラムDR® の特徴は、高画質、即時通知、ゴミ映像除去などの多機能性、テレマティクスといったクラウド型、そして、月額利用型サービスです。
 価格は月額2,980 円(ランニングコスト等も含む)にてご提供しています。
 また、安全運転かどうかなどのヒヤリ・ハットデータを分析・蓄積する機能として、「危険運転閲覧」、「安全/ エコ運転解析」、「運行日報」、「グループ分析」の機能を提供しています。振動を検知し、ドライブレコーダー内に組み込まれたプログラムが、その振動の波形を分析して、危険度測定を行っています。
 出発時間、帰着時間、走行距離、走行時間、アイドリング時間、速度情報などの運行に関わる基礎データ( 運行データ) をドライブレコーダーにより記録し、記録されたデータは無線通信( 携帯網) によりデータセンターへ送信されます。
 保存された運行データは運行日報作成や安全エコ運転分析に利用され、お客様PC から情報管理や運転分析を行なうことができます。

パイアール Reco-der(レコダ)※全ト協助成対象
 Reco-der( レコダ) の最大の特徴は「スマートフォンを利用したドライブレコーダ」であることです。撮影した動画を管理者宛に順次メール送信しますので、SD カード等の受け渡しも必要なく、管理者はすぐにデータを確認することができます。
 価格は19,800 円(税込)でランニングコストは発生しません。
 パソコンでの活用について、急ブレーキ、急旋回など危険運転の種別を自動判別し表示するなどして、ヒヤリ・ハットデータを分析・蓄積する機能も持っています。スマートフォンから同時に複数の営業所へデータを送信でき、複数の営業所で活用する際のデータ管理、および共有に役立ちます。

< 担当者からのコメント>
 レコダはスマートフォンの性能アップと共に成長していきます。
ポスロケ(動態管理)や、らくレポ(点呼・日報システム)など新しい運行管理スマートフォンアプリも続々リリースし、レコダとも連動していきます!

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