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「アトラス」を一新、車名も変更 日産
 日産自動車は11月8日、最大積載量2〜4tクラスのトラック「アトラスH43」をフルモデルチェンジし、「NT450アトラス」と車名も改め、来年1月8日から全国一斉発売すると発表した。
 2010年4月に発表したルノー・日産アライアンスとダイムラーAGとの戦略的協力関係に基づく商品。ダイムラーAGのトラック事業における戦略的提携パートナーである三菱ふそうトラック・バスから、「キャンター」のOEM車両として供給を受ける。
 新型アトラスは、トラック唯一のデュアルクラッチを採用した機械式オートマチックトランスミッション「DUONICR」(デュオニック)、高効率燃焼と低燃費を両立させた新型3.0Lディーゼルエンジン「4 P10」、排出ガスの後処理技術「再生制御式DPF+尿素SCR」を搭載。
 これにより、全モデルで「平成22年排出ガス規制(ポスト新長期排出ガス規制)」に適合。さらに同規制値よりNOxとPM を同時に30%低減させ、高い環境性能を備える。平成27年度燃費基準を達成し、クラストップレベルの低燃費も実現させた。
 価格は399万4200円〜572万1450円で、年間販売目標は800台。