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トラックドライバーの運転技術を評価  富士通
 富士通は12月4日から、環境性や安全性の視点でドライバーの運転技術を全国レベルで評価する業界初のサービス「TRIAS/TR-SaaS エコ&セーフティドライブベンチマークサービス」の提供を開始した。
 商用車の運行データを管理・分析するクラウドサービスを用いて、無線通信機能付デジタルタコグラフで収集した運行データを集約。それらのデータを基に、各ドライバーの運転技術を「予知運転」「滑らか運転」「惰性運転」によるエネルギーロスの少ない運転の支援を目的とした評価システム「E&S指数」で評価する。
 ドライバー個人だけでなく、会社や営業所単位での全国ランキングが確認できるため、運転技術レベルに応じたきめ細やかな指導、教育が可能。会社ごとに実施しているドライバーコンテストなどに比べ、モチベーションや技術の向上、意識改革につなげることもできる。
 価格は1車両当たり月額300円。