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ゼロと業務提携  SGモータース
 SGモータースは11月21日付で、自動車陸送が主力のゼロと業務提携契約を締結した。車両整備部門だけでなく部品供給や中古車販売事業で、営業面、技術提供などの広範囲にわたり、相互経営資源の有効を図る。
 6月以降、SGモータースでは神奈川県下の佐川急便の車両整備をゼロに委託。ゼロの湘南整備センターで、SGモータースのメカニックが積載車両の基本構造研修を受講するなど、業務提携に向けたトライアルを続け、「相互の事業拡大に充分なメリットが認められた」ため、業務提携を決めた。
 業務提携の内容は、まずSGモータースがゼロの7拠点(仙台・上尾・川崎・名古屋・京都・大阪・神戸)の車両約180台の整備業務を受託。ゼロは、佐川急便の2拠点(神奈川県内)の整備業務を手がける。
 ゼロの湘南整備センター・栃木整備センター・横須賀整備センター・九州整備センターに、SGモータースオリジナル部品(ブレーキフルード・エレメント等車両整備消耗品)を販売。SGモータースは中古車の購入・販売分野で、ゼロが主催する中古車入札会「ゼロ・カーセレクション」を活用する。
 さらに、SGモータースならびにSGホールディングスグループ各社から発生する車両の陸送業務をゼロに委託する。