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製品情報を常時把握、スマートアシスト開始 ヤンマー
 ヤンマーは12月5日、製品ごとの稼働状況やコンディションをリアルタイムに把握するマシンtoマシン(M2M)サービス「スマートアシスト」を展開していくことを決定したと発表した。2013年1月から農業機械をはじめ、建設機械、船舶機器などの事業分野で先行投入する。
 スマートアシストは、同社独自のノウハウと最新の携帯通信インフラを融合。製品の稼働中に電子制御の不調やトラブルが発生した場合、エラー通知と機械状態のデータを送受信して迅速に対応することで、復旧までの時間短縮を図る。
 また、製品の稼働情報やコンディションを正確に取得し、最適な時期に効果的なメンテナンスを提供。マシンダウンを未然防止し、製品寿命を延ばすことで製品価値の最大化もさせる。事業や地域を超えた、高品質かつ均質化されたサービス提供も目指す。
 サービスはまず、2013年1月に北海道で大型農業機械を所有する農家向けにスタート。2月からは小型油圧ショベルの所有者やレンタル会社、2014年度からは小型船舶用ディーゼルエンジンのユーザー向けにそれぞれ導入していく。