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大阪府泉大津市に委託病床を開設  NASVA
 自動車事故対策機構(NASVA)は1月8日、遷延性意識障害者の高度専門治療を行う国内4か所の療護センター、療護センターに準じた専門的な治療・看護を行う療護施設機能委託病床(NASVA委託病床)を泉大津市立病院(大阪府泉大津市)に開設し、1月4日から入院患者の受け入れを開始したと発表した。
 同病院は、NASVA委託病床としては国内3か所目。CTやMRIといった高度医療機器を用いた治療、同じ看護師が継続して看護にあたるプライマリーナーシング方式、専門的なリハビリの実施などによる質の高いチーム医療を実践している。
 ゆったりとしたベッド配置した4人部屋とNASVA病床では初の試みとなる個室の2種類を用意。すべてのベッドをナースセンターで24時間観察できるマルチモニターシステムも導入し、療養環境が整っている。