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年末年始、ロードサービスが増加  JAF兵庫支部

 JAF兵庫支部(四宮陸男支部長)は1月9日、昨年12月29日から1月6日までのロードサービス実施状況を発表した。
 県内のロードサービス実施件数は4146件と、前年に比べ3.3%増加。帰省ラッシュの12月29日が529件、Uターンラッシュの1月4日も542件と、とくに件数が多かった。
 特徴としては、県北部で降雪があった影響で、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤ装着車でもスタック、スリップによる依頼が増えた。また、降雪の少ない地域からノーマルタイヤのまま日本海側へ向かうケースも多く、走行不能によるトラブルもあった。
 救援内容別の件数では、一般道路は「バッテリー上がり」が全体の半数の50.1%を占め1981件。次いで、「タイヤトラブル」365件、「キー閉じ込み」247件、「落輪」244件、「事故」132件の順だった。
 高速道路は「タイヤトラブル」34件、「事故」33件だったほか、「燃料切れ」と「バッテリー上がり」がそれぞれ19件、「エンジントラブル」11件で、日常や運行前の点検で予防できるトラブルが大半を占めた。