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SSのカーケアサービス一新  JX日鉱日石エネルギー 

 JX日鉱日石エネルギーは1月15日、全国展開するENEOSサービスステーション(SS)戦略として、カーケアサービス「Dr.Drive」をリニューアルすると発表した。
 リニューアルは、2013年度を初年度とする第2次中期経営計画の一環。 1998年に1号店を開設して以来、国家資格整備士の在籍による車検から日常点検、洗車まで、顧客のカーライフをトータルでサポートしてきた「Dr.Drive」のロゴや看板、塗装を一新する。
 サービス面ではサービスルームの快適性を向上させるほか、洗車、コーティングエリアを増設して待ち時間を短縮。整備室の見える化や顧客の車両情報が把握可能なシステム導入、車種別データ検索機能搭載タブレット端末導入などを通じ、従来からの技術力に信頼性と快適性を加える。
 中期経営計画では、「震災時給油可能SS」の機能向上による緊急時の供給体制強化も実施。 震度6弱以上の地震発生が想定される地区のSS約100か所に、発電機と防水型計量機を整備し、より継続的な燃料油の供給体制を整える。
 また、今年3月に神奈川県海老名市と名古屋市に開設する「SS併設型水素ステーション」を、2015年度までに大都市圏を中心に約40か所まで増やし、燃料電池自動車の普及促進をバックアップする。
 そのほか、「Dr.Drive」への軽板金サービス導入、Tポイント機能を搭載したクレジットカード(ENEOSカード)、スマートフォンなどを利用した「ワンタッチ給油」が可能な新POSシステムの検討・開発を進める。