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大切な愛車のお守りに新サードナンバーを 大阪陸運協会
 (財)大阪陸運協会(植井繁会長)は11日、従来の『サードナンバー』をさらに進化させた『新サードナンバー』を導入すると発表した。新規登録発行費用は従来品と同額の1,500円。

 この新サードナンバーは従来のものとは違い、前後2枚1組で前用はルームミラー裏面に、後用はリア―ガラス左上部の外に貼付する。さらに、このステッカーには特殊な半透明ホログラムを採用している。これによりステッカーの違法コピーも出来ず、無理に剥がそうとすると自己破壊機能が働き再使用することができなくなっている。
 
 「e‐Rサードナンバーシステム」に登録するので、ステッカーの二重発行を防止し警察からの紹介対応等も可能で防犯効果も高まる。同協会への連絡をスムーズに行えるよう、後用ステッカーにはQRコードが付与されており、それとは別に補助ラベルにもQRコードが付与されている。見た目も英語表示するなどシンプルでデザイン性にも優れている。

 サードナンバーは平成13年の12月に兵庫県警察本部が発した「自動車登録番号票の変造未然防止対策について」の要請文書を受け同協会が多発するナンバープレートの盗難・偽変造による防止策として考案・開発したもので平成15年の2月から兵庫県をはじめ全国に展開している。さらに同協会では、新サードナンバーを広く認知してもらうためキャンペーンを展開し12日には道の駅「針T.R.S」や「しらとりの郷・羽曳野」で、13日には三木SA下り線でリーフレット等を配布し周知した。

 さらに、9月28日の希望番号申し込み分から兵庫県下の登録自動車・軽自動車(神戸・姫路ナンバーのリア―ガラスを有する乗用車)の希望番号交付時に無料で「サードナンバー」を1カ月間(1万件)配布する。また、新サードナンバーモニターを近畿2府4県で100名募集している。

 お問合せは(06)6944-0366大阪陸運協会まで