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KDDIと提携 ヘイロー・ネットワーク・ジャパン |
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タクシー配車支援アプリの世界最大手、英国のヘイロー・ネットワーク・ホールディングズ(HD)は2月5日、東京をはじめとする世界主要都市に進出する計画を発表した。 日本国内では、同HDの日本法人であるヘイロー・ネットワーク・ジャパン(東京都渋谷区)がKDDIと提携。顧客開拓やマーケティング、日本向けアプリ開発などの分野で協力する。 ヘイローのタクシー配車アプリは、クラウドをベースにした革新的なプラットフォーム。創業者のグループにはロンドンのタクシードライバーも含まれており、「ドライバーにより、ドライバーのためのアプリ」として、現場で圧倒的な支持を得ているという。 乗客の利便性が高まるだけでなく、ドライバーの売上増加、タクシー会社の運営コスト低減を実現。ドライバーと乗客のマッチングだけでなく、SNSやビッグデータを活用した需要予測機能も備え、実車率向上による運行のスマート化も図れる。 共同創業者で、ヘイロー会長のRon Zeghibe氏は「発足から1年足らずでヘイローは、ただのコンセプトから真のグローバルな事業となる可能性を秘めたビジネスへと変化してきた。世界中で、既存のタクシー業界の活性化に貢献できると考える。ドライバーが多ければ多い程、魅力を感じてもらえる顧客数も増える」とコメント。 ヘイロー・ジャパン社長兼ヘイロー・アジアパシフィック社長の藤井清孝氏も「プロ意識の高いタクシードライバーが多くいることで知られるロンドンでの成功は、信頼できるタクシーのサービス水準を誇る東京でも良い基盤となる。また、KDDIとの提携により、乗客とタクシー会社のいずれにとっても従来以上の利便性、経済性を提供できる。ヘイローというグローバルなブランドを利用することにより、東京を世界でもオープンな都市との印象を作ることで、オリンピック誘致への役にも立ちたい」としている。 |