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兵庫県トラック協会 交通安全祈願祭を開く (2/2)

 交通安全祈願祭は午前11時から生田神社会館式殿で始まり、修祓、献饌、祝詞奉上、神楽豊栄舞のあと福永会長、松原丈夫(総務担当)、出雲武(交通対策担当)両副会長が出席者を代表して玉串を奉奠、参加者一同が柏手を打って交通安全を祈願した。

 次に、交通事故犠牲者慰霊祭を行った。

 慰霊祭で福永会長は「志半ばで事故によってなくなられた御霊やご遺族の悲しみを思うと断腸の思いでいっぱいです。トラック運送業界は国内物流の大半を担い物流の基幹産業として経済や国民生活を支える重要な役割を果たしています。これは過酷な交通環境や長期にわたる運賃低迷や軽油価格の高騰などの多くの困難に耐えながら築き上げられたものです。交通安全、事故防止への取り組みは社会との共生を図るためにも最重要課題であります。特に交通事故防止対策につきましては最大限の努力を精通することを誓います」と犠牲者を追悼した。

 福永会長が玉串をささげ、遺族代表、出席の副会長、各支部長に続き出席全員が玉串を奉奠した。