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宮古島市、ホンダと社会実験 東芝

 東芝は2月21日、宮古島市とホンダとの間で、小型電動モビリティおよび電力供給装置の活用にかかる社会実験の実施に向けたプロジェクトの検討・協議に着手する協定を結んだと発表した。
 宮古島内の新たな交通手段として、島内の交通・生活に関する情報収集、社会実験モビリティの導入、活用および運用管理、電力供給装置の導入、活用及び運用管理などを検討。宮古島市のエコアイランド化を推進する。
 社会実験では、蓄電池を備えた充電器を設置し、小型電動モビリティの充電に関する利便性や充電インフラの在り方ついて調査検証。その成果を今後の技術開発に生かしていく。
 また、ホンダの近距離移動用小型電動モビリティを使用した走行試験を予定。搭載する動力用バッテリーには、東芝製リチウムイオン二次電池SCiBが採用された。
 東芝では「宮古島市での社会実験を通して、EV交通システムインフラと電力系統の連系などの先端技術開発を加速し、低炭素社会の構築に貢献していく」としている。