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27人採用、夢や目標持ち、自分らしさを 富士通テン

 富士通テンは4月1日、神戸市兵庫区の本社で入社式を開いた。2013年度は事務系5人、技術系22人の計27人が入社し、社会人として第一歩を踏み出した。
 重松崇社長は「自動車業界ではハイブリッド車やEV、燃料電池車の販売拡大、『ぶつからない車』などが増える一方、若者の車離れにより、国内自動車市場の縮小は加速している。このように当社の自動車部品や情報機器事業が大きな転換期に差し掛かっている今、新しい技術や着眼点から現状の商品を見直すと、この転換期こそ非常に大きなビジネスチャンスになり得ると確信している。大きな変革期の中では、皆さんのように若く、従来の考え方にとらわれない新しい創造力と実行力を持った人材が必要とされている」と強調。
 その上で、「一人ひとりが力を発揮し、価値ある成果を出すための姿勢」として、(1)個人の夢や目標をしっかり持ち、自分らしさを発揮する(2)取り巻く環境変化を自ら“キャッチ“し、自ら“考え”、迅速に“行動”する(3)グローバル人材としての能力を身につける――の3点を挙げた。