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川崎市営住宅でサービス開始 タイムズ24

 タイムズ24は4月17日から、川崎市営住宅敷地5か所で時間貸駐車場サービス「タイムズ」を始めた。5月下旬までに電気自動車用充電スタンドを設置し、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」もスタートさせる。
 川崎市で市営住宅駐車場の活用とカーシェアリングの導入は初の試み。近年、高齢化の影響により、市営住宅の空き駐車場が増加傾向にある。そのため、駐車場用地を有効活用し、入居者や来訪者らの利便性向上を図る。
 タイムズ24ではプロポーザル方式による公募を受け、安全性や利便性を考慮した駐車場のレイアウト変更、EV充電スタンド設置、カーシェアリングへのEV導入などを計画。環境にも配慮したサービスを提案し、民間利用者として選定を受けた。
 カーシェアリング車両は、運転機会の少ない高齢者や女性も安心して利用できるようコンパクトカー「デミオ」4台と、環境に配慮したEV「i-MiEV」1台を配置。市営住宅の住民は入会金(通常1500円)を無料にして、気軽にカーシェアリングが利用できる環境を整える。