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加西でエコカースタンプラリー 兵整振会員らが協賛
 加西市の新しいまつり「かさい夏っ彩(かっさい)夢フェスタ2009」に併せて、環境問題をユーザーと共に考え、エコドライビングの普及啓発を目的とした「エコカーでいこか〜!エコカースタンプラリー2009in加西」が8月2日に開催された。

 この大会に、兵整振西播東支部(山本茂幸支部長)、市内兵整振会員で構成する加西自動車事業協同組合をはじめ、兵庫トヨタ自動車、HondaCars加西、道進自動車、高井自動車、工和自動車、兵庫輪業社、小田商会、稲継エンジニアリング、中村オートサービス、渡辺車輌工業所らも協賛として準備から大会運営まで、積極協力した。

 参加者は、加西市が最多で、山口、広島、岡山、京都、大阪、愛知などから34人のハイブリッドカードライバーが日頃のエコドライビングテクニックを検証しつつ、緑豊かな加西市の名所を巡った。

 ルールは、燃費計測器搭載ハイブリッド車により、兵庫みらい農業協同組合をメーン会場に、市内10ヵ所の名所・旧跡のチェックポイントを自由ルートにより2人以上乗車で走行し、全コースを完走後、参加車種毎のメーカー発表10モード燃費を分母として比率を計算し、いかに効率的に走行したかを競った。チェックポイントでは、特産品を賞味できたお楽しみ企画を用意され、成績優秀者に加西特産品を贈呈した。

 平均燃費では、38.7という驚異的な数字を山口からの参加者が出し3位に。1、2位は市内からの参加者で、1位の燃費比率は111.6%だった。34人中12人がメーカー発表を上回った。

 同市は今年、経費削減などで夏祭りを「かさい夏っ彩夢フェスタ」として、フルーツフラワーセンターに移した。同所では三菱i│MiEVの展示と試乗体験会もあった。