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鳥取初、カーシェア開始 EV1台を導入   智頭石油

 ガソリンスタンドの運営などを手がける智頭石油(鳥取県八頭郡智頭町)は5月15日、鳥取市内でEVを使ったカーシェアリング事業をスタートさせた。カーシェア事業は、鳥取県内で初。三菱自動車のEV「アイミーブ」1台でサービス提供を始め、今後は台数を増やしていく方針。
 車両設置場所は「デイサービスあらいぶ」で、カーシェア車両1台当たり年間2000円を3年間にわたって補助する「とっとりEVカーシェア推進事業」を活用。入会金は当面無料で、月会費1000円。料金は15分200円のほか、利用時間に応じて6時間3000円、12時間3500円などのパック料金も用意した。
 5月15日に行われたEVカーシェアリングの開始式には、智頭石油の米井哲郎社長のほか、「デイサービスあらいぶ」施設長でアドバンの谷口信社長、秦日出海・中国運輸局鳥取支局長、鳥取市の深澤義彦副市長、平井伸治・鳥取県知事らが出席。今後のカーシェア事業の発展に期待を込めた。