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東京モーターショー まもなく開幕
 第41回東京モーターショー(日本自動車工業会主催)は、会場の幕張メッセ、テーマの「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」、開会日の10月23日は計画通りだが、当初の17日間を11月4日までと4日間短縮。出展会社も激減したため、例年よりも盛り上げ企画に力を注いでいる。


 前回に引き続き、乗用車・商用車・二輪車・車体・部品・機械器具関連製品を含む総合ショーとなり、環境と共生する中でクルマの楽しさを追求する。10月21、22日の報道関係招待日、23日の特別招待日(開会式)、一般公開は翌24日からは変わりない。

 米国ビッグ3はじめ日野、いすゞ、三菱ふそう、日産ディーゼルの商用車4社など、二輪もkawasakiなどが見送り、前回より2政府・134社減の2政府・1団体・107社の出展となり、乗用車は国産8社、輸入車3社に。

 しかし、カロッツェリア(デザイン工房・小規模自動車メーカー)6社の展示をはじめ「乗用車・二輪車試乗体験」「日本カーオブザイヤー30周年特別記念展示」「日本ジャーナリストと巡る東京モーターショー」「TOKYO FMサテライトスタジオ」「私の思い出の愛車写真展」と、新たな展開も多い。

 さらに、ワールドプレミアといわれる世界初発表は乗用車22台を含む42台、ジャパンプレミアは10台。開催記念モデルのミニカー発売はトミカに加え、チョロQも。

 入場料は一般1千300円、高校生600円。入場無料を中学生まで拡大。携帯電話で購入し、その携帯電話で入場できるようにする。

 07年東京モーターショーは11ヵ国1地域から246の出品者が参加、世界初発表77台で。総入場者142万5千800人だった。この時、自動車メーカーらは欧米を重視し「日本離れ」の兆候が見え、今年は上海モーターショーに約1千500社が出展するなど中国市場に目を向けている。


お問合せ:東京モーターショー 幕張メッセ事務局
TEL:043-296-7711(平日9:00〜17:00 会期中は開催時間内)