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6月、74台に整備命令  近畿運輸局

 近畿運輸局は7月12日、6月の「不正改造車排除強化月間」中に行った街頭検査の実施結果を公表した。
 街頭検査は6月中に92回(支局などの構内検査46回を含む)行い、延べ632人が出動。4933台を検査し、不良車両数は不正改造車94台、整備不良車4台の計98台で、そのうち74台に整備命令を発令した。主な不正改造は窓ガラスへの着色フィルム貼付28台、マフラー改造20台、灯火装置の色15件、タイヤの突出18台などだった。
 とくに今年度は街頭検査のうち、不正改造車の摘発にもっとも効果のある休日や深夜に行う特別街頭検査を、管内の6府県全ての運輸支局および陸運部で6回実施。245台を検査し、44第の車両の使用者に整備命令を発令した。
 近畿運輸局では「強化月間終了後も特別街頭検査などを継続的に行い、不正改造車の撲滅に向けて積極的に取り組んでいく」としている。