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JAFお盆期間救援受付件数 高速道1000円の影響出る
 JAF兵庫支部(松本和幸支部長)による、8月8〜16日までの夏期繁忙期間(お盆期間)における兵庫県下のロードサービス(路上故障救援)受付件数は4946件で、前年同期比97.6%だった。9日、帰省ピークの13日、Uターンラッシュのピークだった16日は前年を上回った。

 減少の要因は「天候不良の日が昨年より多く、期間中の平均気温が2度以上低かったことで、出動が最も多いバッテリー上がりが大幅減少(関西全体前年比77.7%)したことなど」が考えられる。

 一方、高速・専用道では通行料1000円の影響もあり、神戸鳴門道(112.4%)、山陽道(128.0%)、舞鶴若狭道(140.9%)と増加した。

 故障内容別では、一般道は1位バッテリー上がり、2位キーロック、3位パンク、高速道は1位パンク、2位燃料切れ、3位バッテリー上がりで「いずれも日頃の点検やちょっとした注意で防ぐことのできるものが大半」という。

 関西2府4県の受付件数は1万8780件で、前年比92.9%。全国では8万3826件で前年比96.6%で、高速道は前年比108.6%。一般道は95.8%。うち二輪車は一般道、高速道ともに増加した。出動内容は全体では「過放電バッテリー」が31%とダントツだが、高速道路ではタイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む)が26%で最多だった。