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全国配車アプリに新決済サービス  日本交通

 日本交通は8月2日から、「全国タクシー配車」アプリに新しい決済サービスを加えた。
 決済サービスは、事前にスマートフォンでクレジットカード情報を登録した上で配車依頼すると、降車時に決済端末処理や伝票へのサインなどの支払い手続きが不要になるもの。2012年12月から「日本交通タクシー配車」アプリで提供しているサービスを、「全国タクシー配車」アプリでも利用できるようにする。まずは東京、埼玉、神奈川、熊本でサービスを開始し、順次提携タクシー会社を拡大していく。
 さらに、新機能としてクラウドサービス「Evernote」と連携し、ネット決済で注文した利用明細を保存できる機能を追加。あらかじめEvernote連携を登録することで、決済処理確定後メールに配信されていた利用明細が自動的にEvernoteへ記憶され、時間や場所にかかわらず確認いただけるようになる。
 「全国タクシー配車」アプリは全国44都道府県、約2万台のタクシーと提携。タクシーの依頼先を地図上で簡単に設定して注文できる利便性から、リリース以来「日本交通タクシー配車」アプリと累計で90万件ダウンロード、タクシーの配車台数は65万台を超えている。アプリ経由のタクシー売り上げも15億円を突破している。