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日産エクストレイルを導入  CSJ

 三井物産グループのカーシェアリング・ジャパン(CSJ)は9月25日、カーシェアリングサービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」に日産「エクストレイル」を導入すると発表した。SUVの採用はカーシェアリング大手で初めて。
 CSJはカーシェアリングを「豊かな暮らしを支える次世代の交通インフラ・サービス」と位置づけ、「環境・街づくり」「地域密着」「スマート&ファン」「パートナーシップ」をキーワードにサービスを展開。東京都23区・武蔵野市・調布市・福生市、神奈川県横浜市・川崎市、千葉県浦安市・市川市・船橋市、埼玉県さいたま市・川口市・戸田市に拠点を設けている。
 今年3月には三井不動産リアルティと資本・業務提携を締結し、三井不動産リアルティが展開する駐車場「三井のリパーク」へのカレコ・カーシェアリングステーションの設置を推進。首都圏において今後2年間で、現在の約3倍となる1500台規模でのカーシェアリング事業の運営を目指す。
 今回導入する「エクストレイル」は、急な勾配やコーナリング、荒れた路面などアウトドアのあらゆる場面でも思いのままに運転できる先進の4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を搭載。常にドライバーにとって理想的なコーナリングを予測して実現する。
 2012年11月にカレコ会員を対象に行ったアンケートでは、カーシェアリングの利用目的の第1位(46.8%)にレジャー・ドライブが挙げられているほか、シェアしてみたいクルマのタイプでSUVが全体のほぼ半分の47.6%を占め、1位の人気となっている。
 「エクストレイル」の配車予定ステーションは、東京都目黒区の学芸大学(鷹番1丁目第1ステーション)、東京都江東区の森下・菊川(菊川駅前第2ステーション)。