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大阪タクシー協会-新副会長に中島氏 一致団結して情報発信。 (2/2)
 一般会計収支予算案では2億716万円(前年比613万円増)で共通チケット事業会計収支予算案は1千470万円(前年比290万円減)、広報特別会計収支予算案は1台当たりの費用を現行100円から50円に減額し2千710万円(前年比2千204万円減)となった。
また、役員改選に伴い谷昇氏(大阪トンボ交通(株))が今回新設した常任顧問に就任し新副会長に中島信雄氏(近鉄タクシー(株))が就任した。
新理事には坂本栄二氏(日本タクシー(株))、迫田謙典((株)国際興業大阪)、坂東幹雄氏(ヤマト交通(株))、月廣海(大商交通(株))、菱井亨氏((株)花菱タクシー)、月本敏志氏((株)テイサンキャブ大阪)が就任した。常任顧問には三野文男氏(商都交通(株))、塩田一男氏(泉州金星タクシー(株))が就任した。

 冒頭、坂本会長は「このタクシー事業ほど地域によって異なっている産業はない。地域の実体に合わせて地方運輸局にリードしてもらって地域のタクシー事業の活性化、適正化を目指していくことになった。これは皆さんの熱い志の結果です。しかし、台数と運賃は複雑な問題で、特に運賃は憲法による営業の自由に抵触する懸念もあり難しい。運賃については今度の法案では法的な根拠がうたわれていない。一致団結して情報発信を行い取り組んでいきたい」とあいさつした。