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県交通安全県民大会開く 功労者等に自動車関係者多数が受賞
 交通安全県民大会が県公館で9月16日、県、県警、県交通安全協会、県自家用自動車協会連合会の主催で開かれ、八木隆博((有)兵庫サンヨー商会)、吉田正雄((株)吉田自動車工業)両氏、ダイワ運輸(株)、(株)原岡運送店、井阪運輸(株)、加東自動車教習所、佐用自動車学院、(株)あかつきら自動車関係者を含めた交通安全功労81人と41団体に、知事感謝状が贈られた。

 齋藤富雄副知事は「神戸で国内初の新型インフルエンザ発症が確認されて以来、昨日で14人が死亡し、全国15万人が感染という。確かに未知のウイルスは脅威で感染防止に全力を挙げているが、交通事故では全国3226人が死亡しており命に軽重はない。しっかり手を携え事故防止に努めたい」。

 北村滋県警本部長は「局地的豪雨や新型インフルエンザなど不安材料は多いが、最も身近な不安は交通事故ではないか。特に高齢者、自転車乗車中に死亡事故が多く、運転者は早めのライト点灯、自転車や歩行者は反射材装着などの実践を」。瀧川博司交通安全協会長は9月21?30日全国秋の交通安全運動の重点施策を披露した。

交通安全ポスターのモデルとなった北京オリンピック400mリレー銅メダルの朝原宣治氏は、感謝状を贈られたあと今後の目標を聞かれ「交通死亡事故ゼロ」と答え、大きな拍手がわいた。

 また、神戸市兵庫区内中学生2人の交通安全啓発体験発表、キッズ交通保安官任命式、交通安全漫才、ひょうご交通安全宣言唱和後、片岡徹夫自家用連会長の謝辞で終えた。