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実効ある企業内健康管理を  OCHIS
 NPO法人ヘルスケアネットワーク(OCHIS、武田裕理事長)は10月18日、「どう防ぐ!急増する健康起因事故〜実効ある企業内健康管理の進め方〜」をテーマに第8回OCHISセミナーを開催した。
 第1部では武田理事長のあいさつに続き、労働科学研究所の酒井一博所長が「適切な運行管理こそが最善の健康管理」と題して講演。過労起因事故と健康起因事故を同時に防止するためのポイントを国の最新情報を交えて説明した。
 武田理事長は「健康起因事故を誘発する、その病気のメカニズム」と題し、突然死と健康管理の重要性について解説。センコー安全環境管理部の竹村操係長は、社内でのドライバーの健康管理の取り組みと成果を紹介した。OCHISの作本貞子副理事長と黒田悦子保健師もそれぞれ「健康起因事故防止対策、まず押さえるべきは健康診断とSAS検査」「健診結果の実践的な使い方」をテーマに講演した。
 第2部は、酒井氏、竹村氏、作本氏、黒田氏がパネルディスカッション。業務上の悩みや問題点など様々な質問が寄せられた。