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次世代モビリティi3、i8を発売   BMW

 BMWジャパンは11月13日、電気のみを動力源とする「BMW i3」とプラグイン・ハイブリッド・システム搭載のプレミアムスポーツカー「BMW i8」を発売し、購入希望申し込みの受け付けを開始した。
 「i3」は、大都市圏向け電動駆動車として専用設計された4人乗りモデル。「i8」は高性能マシンのスポーツ性を持ちながら、小型車並みの優れた燃費効率を兼ね備える。
 両モデルともLife Drive(ライフ・ドライブ)構造と呼ばれる革新的な車体の基本構造コンセプトを採用。パワートレインなどを収めるアルミニウム合金製シャシー(ドライブ・モジュール) および乗員などが搭乗するカーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製のパッセンジャー・セル(ライフ・モジュール) により構成される。
 ボディ剛性と乗員保護性能に優れているカーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)のパッセンジャー・セルは、高い安全性を誇りながら、アルミニウムより30%軽量化を実現。「i3」では、車両重量がわずか1260キロとなっている。
 価格は「i3」が499万円、「i3」レンジ・エクステンダー装着車が546万円、「i8」は1917万円。納車は、「i3」が2014年4月5日以降、「i8」は14年夏以降を予定している。