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兵整振神戸東支部 「新型インフルエンザ対策講演会」に参加 (2/2)
片上氏は「パンデミックは1918年スペイン、1957年アジア、1968年香港の過去3回経験した。季節性インフルエンザの致死率は0・1%以下、新型は0・3〜1・5%で、感染は飛沫及び接触、感染可能期間は発症1日前から感染後7日の9日間、潜伏期間は1〜4日と考えられている。7月24日現在の患者4986人中10代が47%、入院は579人中10代が55%を占める」「神戸市は秋冬に患者が増えることを想定し、学校等は季節性より少し厳しい基準で学級閉鎖を実施する」など報告した。

中迫氏は「発熱のない人もいる。タミフルは発症後2、3日過ぎると効果がない。日本人は使い過ぎで、今後の抵抗力に悪影響が心配される。19週間後に蔓延するので10月に大流行の可能性がある。新型だけが怖いのではない。新型へのワクチンと違って、季節性へのワクチンはほぼ足りている」など補足した。