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ZMPに出資   JVCケンウッド

 JVCケンウッドは12月20日、ロボット技術をベースにしたテレマティクス事業などを手がけるゼットエムピー(ZMP、東京都文京区)に出資したことを明らかにした。
 両社は2006年以来、ミュージックロボットをはじめ、自動車の自動運転技術の開発を共同で進めている。さらに13年7月18日には合弁会社の設立を発表。ZMPの技術開発の先進性とJVCケンウッドの技術力、カーエレクトロニクス事業に対する知見、事業実績を融合させ、自動車をオープンなインターネット環境に接続することで可能となる様々なサービス提供を実現するための技術確立と事業化を目指してきた。
 JCVケンウッドでは、ZMPが新規発行する普通株式のうちの3分の1を引き受ける。テレマティクス事業での連携として、従来型ハードウェア販売から脱却し、情報サービスとハードウェアによる複合的ビジネスモデルを確立。中長期的な安定収益基盤を構築する。